2020/06/12 15:01

暑くなったり冷え込んだり…となかなか気温が安定しない対馬から事務員Sです。
Yさんのブログを読んで、トクサで爪を研いでみました(仕事中)

右がトクサ後、左がトクサ前です。
結構がっつり削れるので、これで爪を磨いていたという滝廉太郎の気持ちも分かる気がしますね。
爪切り後のお手入れにも使えそうです。


対馬もそろそろ梅雨入り…というタイミングで、本格的に雨が降る前に、梅の収穫をしてきました。
「梅の実が熟す頃に降る雨」が梅雨の語源という説にも納得。
今年は剪定を丁寧に行ったため、きれいな実が沢山ついていました。
我が家でもシロップを漬けて、子供たちと一緒に毎日愛でています♪

さて、6月5日からの二十四節季は「芒種(ぼうしゅ)」、七十二候の初候は「蟷螂生(かまきりしょうず)」だそうです。
先日子供たちと一緒に茶摘みをさせてもらった際に生き物大好きな長女(5歳)がこんなものを見つけてきました。

孵化した後のカマキリの卵(こういうのは殻というのでしょうか…?)です。
いっぱいあったようで、最終的にはちょっとした花束みたいになっていました。
(左手にはダンゴムシが入ってます…笑)

そしてこれが先日見つけたカマキリ。手前には脱皮したばかりの皮があります。
子カマキリたちが餌を食べ、皮を脱ぎ、人の目につく大きさに成長するのが今頃なんですね。
当園は農薬を使っていませんので、カマキリやクモは心強い味方。
茶樹を植えた当初悩まされていたカイガラムシ等の害虫も2~3年で姿を消し、代わりに増えたのがクモやカマキリなどの益虫たちです。
茶園の小さな生態系に生かされて、今年も美味しいお茶をお届けできそうです。

今は七十二候の次項「腐草為蛍(くされたるくさほたるとなる)」。

という事で先日ホタルを見に行ってきました。
iphoneの限界に挑戦した写真がこちら…画面上の点々がホタルの光です(笑)
対馬南部では沢山出ているようですが、北部は気候のためかまだちらほら。
ホタルは土の中で羽化して出てくるので、昔の人は腐った草が蛍になるのだと思ったのかもしれませんね。
もうしばらくすれば、北部でも幻想的な風景が見られそうです。

渡り鳥達の北帰行もだいぶ落ち着きましたが…生き物繋がりでこんな商品も作っています。

生き物たちをパッケージに使わせてもらい、売上の一部を生息環境の保全に還元する仕組みが作っていけたらな…という野望の第一歩です。
STAY HOMEで鳥見も満足に出来なかった…という方もいらっしゃるかと思いますが、今年はご自宅で鳥たちに思いを馳せてみてはいかがでしょう?
茶摘み&製茶も先週でひと段落、現在は製品にするための選別や袋詰めを行っています。
来週には新商品のご案内が出せるかな?という感じです。
お楽しみに!